通常であれば、変数名や関数名には英単語を使用すると思います。
ただ、業務系システムをしていると、DBフィールド名が移行前のシステムのDBフィールド名と同じにする必要があったりで、フィールド名を日本語にせざる追えない場合があります。
その時に、そのDBフィールド値を格納する変数名は、日本語に対応した英語に翻訳するか、日本語をそのままローマ字で表記するかになります。どちらを採用するかは時々の判断ですが、こちらでは白熱した議論になっています。

プログラミングでローマ字を使用することについて
現在、立ち上がったばかりのプロジェクトにおいて、プログラムにおける命名規則を決めているところです。
**業務で使用する用語について**、個人的にはローマ字を使用したほうが良いと思っています。
一方で、変数名はヘボン式で表記にすることを開発者の共通認識で持つ必要がある、とぺんしるは考えています。ヘボン式とは何か、については以下の記事が参考になります。ヘボン式は対は非ヘボン式です。
ヘボン式ローマ字|神奈川県パスポートセンター公式サイト
基本的にパスポート(旅券)の氏名はヘボン式ローマ字を使って表記することとなっています。このページでは、ヘボン式ローマ字表と注意が必要な表記について詳しくご説明します。
例えば、変更という情報を格納する変数名の場合、ヘボン式と非ヘボン式では以下のような表記になります。
- ヘボン式:henko
- 非ヘボン式:henkoh
違いは、最後にhがあるかどうかです。
皆さん、どちらが良いと思いますか?
どちらを使っても良いように思いますが、どちらが好きかは人によって見解が分かれます。
大規模プロジェクトになると、色々な出身の方が開発に参画することになり、システムとして方針が統一されていないと、完成した時に汚いコードになります。
どちらを採用するかですが、日本では、パスポートを作成するときに申請する氏名はヘボン式が基本ですので、システム開発においてもヘボン式を採用するのが良いとぺんしるは考えています。
ということで、システム開発時には、
日本語をローマ字表記するときは、ヘボン式で表記しよう!!
と宣言しましょう!!
細かいところですが、この宣言のあるなしでソースコードが品質が変わりますよ。
より良いプログラムを書くには、以下の本が参考になりますよ。
ではでは。
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