こんばんは、ぺんしるです。
今日は、JavaScriptのオブジェクトについて解説していきます。
この辺から難しくなってくるので、頑張っていきましょう。
オブジェクトとは
オブジェクトは、複数のプロパティやメソッドを1つにまとめたものです。
権限を例に説明します。
権限には、権限名や管理者権限フラグ、といった情報があります。これがプロパティです。
一方で、管理者権限を保存や削除する、といった処理はメソッドがなります。
このプロパティとメソッドをまとめたものがオブジェクトです。
本記事では、権限を例に記載していきますね。
プロパティの作成
プロパティは以下のように「キー:値」の形式で作成します。
以下は、権限情報を格納するオブジェクトの例です。
変数名roleのnameキーに’管理者’、numに3、adminにtrueを設定しています。
文字列の場合にはコーテーションで囲ってください。数値や真偽の場合は、コーテーションは不要です。
var role = {
name: '管理者',
num: 3,
admin: true
}
キーと値は、ネスト(入れ子)にすることもできます。
var role = {
name: '管理者',
num: 3,
admin: true,
func: {
print: true,
save: false
},
}
プロパティへのアクセス
プロパティには以下のようにアクセスします。
ぺんしるは、ドットでアクセスする書き方のほうが記載量が少ないので好きです。
ドットでアクセスする方法
console.log(role.name);
括弧でアクセスする方法
console.log(role['name']);
プロパティの追加・更新
プロパティは以下のように追加・更新します。
var role = {
name: '管理者',
num: 3,
admin: true
}
role.mail = 'test@example.com'; //プロパティを追加
role.admin = false; //プロパティを更新
console.log(role); //{name: "管理者", mail:"test@example.com",num: 3,admin: false}が出力される
プロパティの削除
プロパティは以下のように削除します。
var role = {
name: '管理者',
num: 3,
admin: true
}
delete role.num; //プロパティを削除
console.log(role); //{name: "管理者", admin: true}が出力される
メソッドの作成
メソッドは以下のように作成します。
getNameがメソッドになります。
var role = {
name: '管理者',
num: 3,
admin: true,
getName: function() {
console.log(this.name);
}
}
メソッドは以下のように実行します。
role.getName();
最後に
いかがでしたか?
不明点があれば、遠慮なくこちら、またはこちら(匿名での質問ができます)からご質問くださいね。
ではでは。。
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