今日はエンジニアのための、ぼくなりの効率がよいググり方をお伝えします。
Chromeのorなどを使ったテクニックではなく、いかに不明点を早く見つけるかのテクニックについて記載していきます。
ぼくは、エンジニア歴が20年ちかくあり、毎日のようにググっています。
その中で培った経験を公開していきますね(^^)/
基本
基本事項
検索するときは、口語体ではなく文語体で記載します。また必ず名詞や動詞で検索します。動詞だとブレがやすいです。(ただ、最近のGoogleは口語体も解釈していれるようになってした)
悪い例:「コンパイルエラーになります」
良い例:「コンパイル エラー 発生原因」
ただ、これだと抽象すぎるので、もう少し具体的なエラー内容でググる必要があります。
エラーメッセージが表示されているのであれば、そのメッセージでググりましょう。
メッセージが表示されていない場合は厄介です。
その場合は、検索内容を細分化するか、プログラム言語名を入れるなどを行ないます。
悪い例:「コンパイル エラー 発生原因」
良い例:「C# コンパイル エラー 発生原因」
良い例:「Visual Studio 2017 コンパイル エラー 発生原因」
英語で検索する
ぺんしるは大学が英米文学科だったので、英語は使えます。
そのため、上記のググり方で解決しない場合は、海外の技術サイトを検索対象に広げています。
つまり、必然的に検索ワードが英語にします。英単語は比較的簡単な中学生レベルの単語を使用することがコツです。なぜならば、海外サイトに投稿している人が、英語を母国語とするネイティブだとは限らないからです。インド人や中国人の可能性もあるので、優しい単語を使用しましょう。
例:「compile error occur」
例:「WEB Server does not work」or 「unable to work web server」
技術系サイトでよく使用される英単語は限られています。
そこで検索時によく使う英単語を紹介します。
できない系
何かができない場合に、使用する英語検索ワードです。
① does not work (動詞・名詞)
例)does not work compile C#
② unable to (動詞)
例)unable to get
③ cannot (動詞)
例) cannot get nugets module via XXX
④ error occurs when (動詞ing)
error occurs when clicking button
知りたい系
何かを知りたい場合に、使用する英語検索ワードです。
⑤ how to (動詞)
例) how to use XX api
基本その2 – 検索期間
いまやネットには、大量の情報があふれています。
特にWEB制作の情報は、中には古い情報が多く含まれているので、検索期間を指定して検索したほうが良いです。
Google Chromeだと、以下の画面で検索期間を設定できます。

技術全体を理解したい場合
初心者のように、特定の技術全般について理解したい場合は、技術名+「基礎・入門・初心者」で検索します。例えば、JavaScriptについて知りたかったら、
「javascript 基礎」「 javascript 入門」「 javascript 初心者」
で検索するのがベストです。
エラーメッセージから調べる
エラーメッセージが表示されている場合は、そのエラーメッセージをそのまま検索します。
有効な情報が検索できなかったら、エラーメッセージIDのみで検索するのも手です。
検索の負の連鎖になった場合
検索をしていると、負の連鎖になることがあります。
例えば、以下の状態です。最後の状態では、「自分が何を調べようとしていたか」も分からなくなることもあります。
○○が分からない
↓
△△という用語が関係していることが分かる
↓
△△を調べる
↓
□□という用語が関係していることが分かる
↓
□□を調べる
↓
(この連続)
案1) 誰かに質問する
負の連鎖になったときの対処法としては、タイトな時間制限がある場合は、分かる人に聞いてしまいましょう。時間制限があるなかで、自分の理解のためだけに調査をするのは納期遅延につながります。
恥をしのんで、聞いてしまいましょう。
案2) 時間を決めて調査する
タイトな時間制限がない場合は、自分のなかで3時間、などと時間を決めて調査しましょう。
時間に制限を設けないと、グダグダになります。時間内に解決しない場合は、誰かに聞くか、そもそも別の実現方法を考えましょう。
案3) 一晩寝る
これは、周りのエンジニアからもよく聞く話ですが、一晩寝ると「パッと答えが浮かぶ」場合が良くあります。ぺんしるの場合は、散々ググったあげくにそれでも分からなかったら一晩寝るようにしています。翌朝は冷静になれて、別の観点で解決方法が見つかることがありますよ。
信頼性の高いサイト
検索結果には、多数のサイトが表示されます。その中でも、以下のサイトは情報の信頼性が高いと感じています。まずは、検索結果の以下のサイトを優先して確認すると、調査が早く終わります。




yahoo知恵袋も教えて!gooもよく検索にヒットしますが、情報の信頼性が低いと感じているので個人的にはあまり使用しません。
最後に
いかがでしたか?
さらに興味がある方には、以下の本がお勧めです。検索テクニックは今後も必須のスキルなので、身に着けておいて損はないでしょう。
ではでは!
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